2024年3月1日 11:59 - CATEGORY:
画廊翠巒
2024年画廊企画PART3
Re :もう一つの前橋の美術 Collections
—アーツ前橋:前橋の美術 2024 コラボ企画 PART3—
阿部大介・小野耕石・尾花賢一・柿崎さえみ・河内世紀一・木村真由美・木村友香
小林達也・須藤和之・竹下修司・永井里枝・長沢 明・三輪途道・山田純嗣
2024年3月2日[土] ― 10日[日]
AM10:30-PM7:00(5日火曜休廊・最終日pm5:00)
本展はアーツ前橋の企画展:[前橋の美術 2020]と連動して開催した画廊翠巒独自の企画展「もう一つの前 橋の美術」を「Re:もう一つの前橋の美術」として開催いてきましたが、本展はその作家たちの代表作を、画
廊翠巒独自にコレクションしてきた作品より展示開催致します。
アーツ前橋で開催する 3 月 2 日より開催する[前橋の美術 2024]の協力企画展として本年 1 月から開催し ている「Re:もう一つの前橋の美術 2024」、「須藤和之展―安寧―」、そして今回の企画展「Re:もう一つの 前橋の美術 Collections」が PART3 となり開催致します。
今回のアーツ前橋で開催する[前橋の美術 2024]に出展する作家、過去 2 回の[前橋の美術]に出展したこ とがある作家、そして前橋出身ではないけど、以前から何らかの縁があり前橋・画廊翠巒で展覧会を開催 している作家によってこの展覧会は構成されています。
既に様々な場面で、受賞や国内外で発表を重ね、芸大美大等でも教鞭をとる、実力、実績のある作家ばか りの展覧会ですのでゆっくりとご高覧下さい。
画廊主・梅津宏規
阿部大介
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「漂流」
45X15cm
油性インク、樹脂系エマルジョン、アクリル板
2018
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小野耕石
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「Hundred Layers of Colors.9」
75X75cm
油性インク、紙、アルミ、シルクスクリーン
2017
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尾花賢一
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「ストリート」
17X17X44cm
ジェルトン、アクリル絵具
2022
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柿崎さえみ
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「ネコトリ」
F8 パネル、和紙、顔料、コンテ
2018
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河内世紀一
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「Harmony+ Nov.6.’23」
F3 パネル・ワトソン紙・墨・色鉛筆・他
2023
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木村真由美
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「美しいそら:ループ●」
24×20cm シルクスクリーン・和紙・パネル
2014
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木村友香
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「empty-32」
F6 綿布キャンバス、アクリル
2016
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小林達志
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「over over (s)」
117×117cm
寒冷紗、カゼインテンペラ、アクリル等
2017
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須藤和之
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「桃ノ木川の畔」
P10 和紙、岩絵具
2020
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竹下修司
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「花言葉1」
9X13.5cm 木片、岩絵具、水干絵具、箔
2023
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永井里枝
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「0:02 a.m.」
F100 パネル、紙、ピグメント、箔
2022
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長沢 明
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「アナトミー3」
F30 木製パネルに寒冷紗、石膏、アクリル絵具
2022
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三輪途道
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「子供の情景」
87X39X20cm 桧、漆、彩色
2012
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山田純嗣
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「(08-3) SURFACE」
12×9X30,5cm インタリオンフォト
2008
|
もう一つの前橋の美術Collections DM
尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます
>https://ameblo.jp/suirancom/
2024年2月9日 21:14 - CATEGORY:
画廊翠巒
2024年画廊企画PART2
須藤和之 展
- 安寧 -
2024年2月10日[土]-18日[日]
Am10:30 ―PM7:00 (13日火曜休廊,最終日17:00)
今回の個展では、「安寧 あんねい 」というタイトルと共に作品がつくられました。
元旦に起こった北陸能登の地震を最初に、様々な事件事故が起こり、また世界では終わりの見えない戦争が多発し、こころ穏やかに過ごすこともはばかるほどの出来事が起こる中、それでも日々穏やかに将来への希望を持てる安寧な世界を、自然の美しさの中に投影し風景を描く、須藤和之の日本画の世界に心酔頂けることと期待致します。
この個展の為に描き上げた120 号の大作から小品まで新作約20 点を展示、ご高覧頂きます。
また3 月に開催予定のアーツ前橋で開催される「前橋の美術2024 」―やわらかなバトンーの協力企画展としてもお楽しみ下さい。
画廊主 梅津宏規
須藤和之展2024DM-PDF
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2024年1月11日 23:17 - CATEGORY:
画廊翠巒
2024年画廊企画PART1
Re :もう一つの前橋の美術 2024
—アーツ前橋:前橋の美術2024 コラボ企画PART1—
阿部大介・居城達志・井田昌明・小野耕石・柿崎さえみ・河内世紀一・木村真由美・木村友香
澤田志功・須藤和之・竹下修司・永井里枝・長沢 明・林 耕史・広沢 仁・藤原泰佑
2024年1月13日[土] ― 21日[日]
AM10:30-PM7:00(16日火曜休廊・最終日pm5:00)
1978年8月に現在の地に株式会社すいらん創業以来45 年を経過し、多くの皆様に支えられながら 2023 年9月で画廊翠巒 すいらん は創業46 年目に入りました。
3年前にアーツ前橋の企画展 前橋の美術 と連動して開催した画廊企画展「もう一つの前橋の美術」の継続展として 昨年1 月に「Re: もう一つの前橋の美術2023 」として開催いたしました。
そして2024 年3 月には3 年ぶりにアーツ前橋で再び 前橋の美術2024] が開催されることになりましたが、今回画廊翠巒では昨年同様1 月の新年第1 回展として「Re: もう一つの前橋の美術2024 」をアーツ前橋:前橋の美術2024 コラボ企画展として開催いたします。
今回の参加作家は16 名となりました。これらの作家のすべてが前橋出身ということではなく、定期的にここ前橋・画廊翠巒で発表する県内外の作家達による展覧会となります。
画廊主・梅津宏規
阿部大介CV
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「Untitled ・Dustpan 02 」
60×4,5cm
油性インク、樹脂系エマルジョン、紙
2023
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居城達志 CV
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「Mountain peak 」
S8
キャンバスにプリント アクリル絵の具
2021
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井田昌昭 CV
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「吉祥相愛」
F2 0
和紙、顔料、金箔
2022
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小野耕石 CV
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「D.K.D.S.d. No. 32 」
38×28.5cm
油性インク、紙、アルミ
2022
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柿崎さえみCV
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「コツレ」
F6
パネル、和紙、顔料、コンテ
2023
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河内世紀一 CV
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「Harmony+Oct.17.’23 」
S10
パネル・ワトソン紙・墨・色鉛筆・他
2023
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木村真由美 CV
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「カラ20180911#9 」
18× 18 cm
シルクスクリーン・和紙・パネル
2023
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木村友香CV
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「はるか」
F30
綿布キャンバス、アクリル
2023
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澤田志功 CV
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「麒麟」
40×30×20 c m
樟、鉄
2023
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須藤和之 CV
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「森のいのち」
F4
和紙、水干絵具、岩絵具
2023
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竹下修司 CV
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「雲夜」
40×37,5c37,5cm
(6 変)
パネル、岩絵具、水干絵具、箔
2023
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永井里枝 CV
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「Burning Golden Orange 」
F4
パネル、綿布、ピグメント、金泥
2024
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長沢明 CV
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「Dog&Dogs」
P20
木製パネルに石膏、寒水粉、岩絵具
2024
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林耕史 CV
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「月が眠る山2024 –Ⅰ」
13x16x11cm
樟、銀箔、着彩
2024
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広沢仁 CV
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「トレイン2」
12×9X30,5cm
楠、アルキド樹脂絵の具、真鍮、鏡
2023
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藤原泰佑 CV
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「玉村八幡宮図」
S4
パネル、和紙、アクリル、箔、顔料
2023
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Re:もう一つの 前橋の 美術 2024DM
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2023年12月8日 22:15 - CATEGORY:
画廊翠巒
2023年画廊企画PART11
全盲の彫刻家と言われる
三輪途道 展
― かべとじめん+ ―
詩人・谷川俊太郎と彫刻家・三輪途道の詩画集・原画と彫刻
「水色のじめん」合板、石膏、砂利、石膏粘土、クレヨン、パステル 25.5X42.5cm 2023 年
2023年12月8日[土] ― 17日[日]
AM10:30-PM7:00(火曜休廊・最終日pm5:00)
昨年に続き三輪途道の個展を開催致します。今回は、詩人・谷川俊太郎氏と彫刻家・三輪途道の共作である絵本「かべとじめん」に使用した三輪のレリーフ作品と、脱乾漆による新作彫刻による個展です。今回の個展は近年の三輪の活動母体となっている一般社団法人メノキの協力で、絵本の朗読会も別紙DM に表記の通り開催致します。
これまでは、木心乾漆、寄木による木造彫刻と言われる1200 年以上前から日本古来の木造彫刻として伝承され、その多くは仏像彫刻として制作されてきた彫塑技術に、独自の彩色を施し、今日の現代アートな造形美を生み出してきた、日本有数の木造彫刻家として活躍してきましたが、失明により木彫制作が叶わない現在は、脱乾漆 だっかんしつ と呼ばれる麻の一種のからむし 紵 を漆で貼り重ねる技法で、「張子の虎」のように内部が空洞で、1000 年以上前から仏像制作などに用いられてきた伝統技法です。三輪氏の木心乾漆による木造彫刻を観た人は、そのあまりにも克明に刻み彩色され写実力に感嘆しつつも“作家の凄さはこの写実力ではなく、目で見えないところにあるその対象の本質を刻み、写し取るところに凄さがあるのだ“といわれ、多くの人々が共感してきました。
そして彼女がその視覚的写実力を失った今、作家が表現しようとする、見えないものの本質を、果たして私たちは感じ取ることが出来るのか、彼女の作品を通して私たちの本質”見える“が見透かされていくのでしょうか?
画廊主・梅津宏規
>三輪途道PF
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「みえない足元」
合板、石膏粘土、クレヨン、パステル
26.526.5×42.5cm 2023 年
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「かべと座布団」
合板、石膏、砂利、石膏粘土、
クレヨン、パステル
29.529.5×47cm 2023 年
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「赤のじめん」
合板、石膏粘土、クレヨン、パステル
2828×46.5cm 2023 年
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「けんぞく家族 リュウ吉」
石膏心乾漆
16.516.5×32.5X25cm 2023 年
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「「沈黙の犬」
石膏心乾漆
32X65X51cm 2023 年
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DM表
DM裏
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2023年11月3日 19:31 - CATEGORY:
画廊翠巒
2023年画廊企画PART9
永井里枝 展
– Burning Blue –
「Burning Blue」 紙、ピグメント, F130 2023
2023年11月4日[土]-12日[日]
Am10:30 ―PM7:00 (7日火曜休廊,最終日17:00)
今回の個展は、前回の「帰国報告展」や昨年7 月~9月に開催されたドイツ・ベルリンでの展覧会やドイツ滞在で得た様々な交流や情報によって触発された新たな展開を試みています。
昨年末には国立新美術館で開催のシェル美術展改め出光アートアワードに招待出品本年3月には銀座のポーラ美術館アネックスでの企画展のメンバーに選抜されるなど、今後の活躍が期待されています。
今回は、遊園地をテーマに作品制作を行い、ポーラ美術館アネックで発表した大作やその後のテーマ「遊園地」を題材に描かれた新作を発表致します。
画廊主 梅津宏規
[制作意図]
「場所」とは単なる物理的空間ではありません。歳月を経て積み重ねられてきた人々の触れ合い、葛藤、慈しみ等の情動体験と結び付いています。本展ではそれらの強い感情と世代を超えた体験を堆積する「遊園地」の取材に基づく作品を発表します。
その場所で私達は空を飛ぶ事ができます。おもちゃの飛行機に乗っている時、私達の意識は鳥のように風に溶けています。馬のように疾走できます。人造の遊具は私たちの知覚を拡張させ、心身とその外側との境目を溶かします。
それは主体と客体の境目とも換言できます。ダナ・ハラウェイ(1944-)は「機械と生物の混合体(=サイボーグ)としての人間」という人間観の提示のもと、主体と客体の溶融する現代について論じました。私が本展で提示するのは、遊園地で鳥のように舞い、高らかにいななく、何世代にもわたるサイボーグとしての人間像です。
物質としての顔料、色彩と図像を交わらせながら、躍動し揺れ動く心の動きを燃えるような青色の中に表現します。
永井里枝
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「Blueprint」
1,940×3,909mm
綿布、ピグメント、箔 2023
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「Burning Bright Red 」
F10
紙、ピグメント、箔 2023
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「Burning Sky Blue 」
F 6
紙、ピグメント 、箔 2023
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「Burning Purple 」
F4
紙、ピグメント 、箔 2023
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「Burning Yellow Green 」
F3
紙、ピグメント、箔 2023
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DM
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