2019年画廊企画PART2
須藤和之 展
― CONSTRUCTION ―
「いぶき・日」650X1300mm 和紙・プラチナ・錫・岩絵具・膠岩彩
2019年2月16日[土] ― 24日[日]
AM10:30-PM7:00(19日火曜休廊・最終日pm5:00)
今回の個展では、「いぶき」と題し、日本画という、その表現がことさら 技術にかなりの比重で帰属するため、技術のあるなしで、作家が手にする表現の幅も奥行きも変わると言われています。
そこで今回は、一昨年のプラチナ顔料によるモノクロ世界を更に一歩進み、プラチナに錫(すず)、そして胡粉や墨に練り込み奥行きと幅のある、ある種の日本の美学「鼠」という日本の伝統色をベースに、空気中の微妙な湿気の変化により変わる気温や、色彩の微妙な変化、光のニュアンスさえも、敢えて引き算の美学の中から表現しようとする試みです。
「いぶき」というテーマと共に、色々な意味での「いぶき」がどのように作品に表現されているのか、是非ともご高覧ください。
画廊主・梅津宏規
「いぶき・星」 |
「いぶき・雪」 |
「かなた」 |
「はるか」 |
「やまの星」 F4 和紙・プラチナ・錫・岩絵具・膠 2018 |