2017年画廊企画PART10
永井里枝 展
– Area –
「Area (34°23’44”N, 132°27’13”E,c.2071)」 F10 パネルに和紙、ピグメント、箔 2017
2017年11月11日[土]-19日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (火曜休廊)
現在実家の渋川で制作をする、現在 27 歳の若き画家・永井里枝の個展を開催致します。 これまで、毎年 5 月に東北芸術工科大学教授・長沢明氏と画廊翠巒とで企画開催していますアマダレ 展には過去 2 回参加したものの当画廊での個展は初めてとなります。 また、画廊翠巒で個展をする作家としては、開廊以来 39 年間で最年少作家の個展になります。 これまで、中之条ビエンナーレの出展やシェル美術展の入選、一昨年は、渋川市立美術館の企画展 「The rising generation 永井里枝・柳澤裕貴」で取り上げられ、またニューヨークやスイスでのアー トフェアに参加するなど、積極的に制作を続け着実に評価を上げている群馬出身の若き期待の画家で す。日本画科出身ですが、これまでの「日本画」という表層的概念にとらわれることなく、しかし特 徴である、和紙や箔の使用や日本画の岩絵の具と成分は同じ、ピグメントといわれる顔料を樹脂膠で 時、自ら絵の具を作って制作するなどの技術的な日本画の伝統を伝承しつつ、表現や対象物など今日 的な興味として取り上げ描いています。 アルミ箔のいささか冷淡で無感情な表層に、ほぼ単色による描写によって深く秘められた感情がそ こに宿り、時空に閉じ込められたであろう様々な物語が鑑賞者の脳裏に沸きだしてくるかのような、 時飛ばしのようでドラマチックで不思議な力がその画面にはあります。 ごゆっくりご高覧下さいませ。
画廊主 梅津宏規
「Panopticon (35°39’29.1”N,139°44’28.8”E,c.2021)」
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「Area (35°40’17”N, 139°45’57”E,c.2071)」
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「Area (35°40’31”N, 139°44’41.9”E,c.2071)」
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「Space (37°28’57“N, 122°9’0”W,c.2071)」
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「Space (34°43‘9“N,137°44’1”E,c.2071)」
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