2019年画廊企画PART8
藤原泰佑 展
-回國-
Reborn7 727X910mm パネル、アクリル、和紙、箔、顔料 2019
2019年10月26日[土]-11月3日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (29 日火曜休廊:最終日pm5:00 迄)
画廊翠巒では3 年振りとなる、藤原泰佑展を開催します。
数多くの美術雑誌やアートフェアなどでも注目され、一昨年は、ヤマトホールでの個展など、若手画家の一人として、ますます活躍する地元前橋出身の作家の地元第4回目の個展を「回國」というテーマと共に開催致します。
現在の東北芸術工科大学大学院修了後、現在も山形にアトリエを構え、母校での副手の傍ら制作をしています。
作風は、現代鳥瞰図ともいうべき、上空から見た景色と雲型が画面に登場する新旧混在した風景作品は、全国の様々な地方を巡り取材し、記録し、それがベースとなる看板のある店舗や住宅を重層的に描き、あらたな藤原の風景が描かれていきます。 そのカラフルな風景は、現実の風景を多層的に取り込み、土地の風土、記憶を手掛かりに、実在の建物を通して映し出されます。
現代の地方の姿がまさに露呈され、様々な人々の心の原風景が炙り出され、鑑賞者それぞれの思いを顕在化するのかもしれません。
画廊主 梅津宏規
「前橋市街図」 727×1167mm 2019 |
「山形市街図」 1385mm×2900mm 2019 |
「高崎市街図」 652× 500mm 2019 |
「少林寺」 333×333mm 2019 |
「茂林寺」 333×333mm 2019 |