2022年画廊企画PART3
- Lunar Eclipse -
「月ノ無イ夜二」
470 170 220mm 樟、鉄、彩色
2022年3月5日[土] ― 13日[日]
AM10:30-PM7:00
(8日火曜休廊・最終日pm5:00)
現在、文化学園大学造形学部デザイン・造形学科教授で彫刻家の澤田志功氏の木彫による個展を、画廊翠巒では14年振りに開催します。
澤田氏は1965年生まれ東京出身。現在の群馬県庁竣工に伴い、2001に群馬県指名によるアートコンペに参加し大賞を受賞されました。現在も群馬県庁1Fの駐車場エントランスの壁面と入口に、澤田氏の作品が展示されています。
2012年には画廊翠巒のグループ展「立体の魅力展」に参加。それ以降何度か画廊翠巒で開催したグループ展や個展を開催しています。
澤田氏の作品は、動物や鳥などをモチーフに、塑像や木彫という手段で、ある種のシュールさを持たせ様々なテーマ性を盛り込みながら制作されています。そこには一貫した自然律の中の本質、必然性が求められ「生命の在り方」「有機的な美しさ」が問われているようです。
本展では、近作を含めた過去10年間の作品約16点をご高覧頂きます。
画廊主・梅津宏規
「月蝕ヲ待ツ」 |
「respiration」 2022 |
「crescent in black」 2022 |
「魍魎の肖像-猫又―」 2022 |
尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます>http://ameblos.jp/suirancom/
DM_宛名面PDF
澤田志功彫歴SAWADA Shikow
1965 東京生まれ
1988 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
1990 同大学大学院美術研究科修士課程修了
1998 第7回現代具象彫刻展・優秀賞受賞千葉県立美術館
1999 第14回富嶽ビエンナーレ展・佳作受賞静岡県立美術館
2000 第35回昭和会展・日動美術財団賞受賞日動画廊(銀座)
2006 第8回大分アジア彫刻展・大賞受賞朝倉文夫記念館(大分)
2014 第21回木彫フォークアートおおや・実行委員会特別賞受賞フォークアート展示館(兵庫)
2016 塩尻駅モニュメント公募展・優秀賞受賞JR塩尻駅東口広場(長野)
第23回木彫フォークアートおおや・兵庫県知事賞受賞フォークアート展示館(兵庫)
2018 第103回二科展・彫刻の森美術館奨励賞受賞東京都美術館(上野)
[現在] 文化学園大学造形学部デザイン・造形学科教授/公益社団法人二科会会友
[主な個展]
1991 「RHAPSODY」ギャラリー219(原宿)
1995 「LUNATIX‐月光密造者達‐」ギャラリーなつか(銀座)
2000 「書庫に眠る天球儀」/「太陰の譜」’03 ギャラリーイセヨシ(銀座)
2003 「呼吸する太陰」’05「月のヒエログリフ」ギャラリーオカベ(銀座)
2005 「木彫展」日本橋高島屋(日本橋)
2006 澤田志功展/「Silent Forest」‘12 ギャラリーアートもりもと(銀座)/ 天王洲セントラルタワーホール
2008 「black note」/「時のカノン」’21 日本橋高島屋美術廊X(日本橋)
「太陰の森」画廊翠巒(群馬)
2009 「月球儀の森」/「月光浴」‘13 新宿高島屋(新宿)
2011 「水ノ貌」/「水ノ容」’15 高島屋(東京・大阪)
2014 「月蝕の肖像」ギャラリーせいほう(銀座)
2015 月球儀のモノローグ」(大分アジア彫刻展受賞作家たちのその後Ⅲ) 大分総合文化センター県民ギャラリー
2017 「chain reaction」ギャラリーアートもりもと(銀座)
2021 「やそがみの匣」阪急梅田ギャラリー(大阪)
2022 「Lunar Eclipse」 画廊翠巒(群馬)
「時のカノン」 高島屋(新宿、大阪Next)
2023 「やそがみの在処」 ギャラリーせいほう(東京)
[主なグループ展団体展]
1988 4人展東京藝術大学・学生会館
1992 「ディスカバーアートインミクニ」来場者賞受賞東京
「コンテンポラリークラシックス93 美術小道具制作」歌舞練場(京都)
「第57回新制作協会展出品」(以降94、96~03年) 東京国立新美術館等
「文化女子大学教員作品展出品」(以降毎年) 文化学園遠藤記念館ギャラリー他
1998 「埼玉県美術展・知事賞受賞」埼玉県立美術館
2001 「第36回昭和会展」招待出品日動画廊(銀座)
「Site‐彫刻家たち」~’04 ギャラリーアートもりもと(銀座)
群馬県指名によるアートコンペ参加群馬県庁舎
2005 「アートフェア東京」同’05,07,08,11 東京国際フォーラム
2012 彫刻家二田原英二と次代を担う作家展」佐藤美術館(東京)
「立体の魅力展」同’13 画廊翠巒(群馬)
「日土友好絵画展」海軍博物館(トルコ・イスタンブール)
2019 「春季二科展」東京都美術館(東京)
「第104回二科展」会友推挙国立新美術館(東京)
2021 「第105回二科展」会友賞国立美術館(東京)
2023 Re:もう一つの前橋の美術2023-45周年からのはじまりー 画廊翠巒(群馬)
[パブリックコレクション]
千葉県立美術館/笠間日動美術館(茨城)/群馬県庁駐車場/牛の博物館(岩手)/兵庫県養父市
朝倉文夫記念館(大分)/佐久市立近代美術館(長野)