2021年画廊企画PART10
-三山巡礼-
「赤城神社図」パネル、和紙、アクリル、顔料、箔 455××652mm 2021
2021 年 11月13日[土]―21日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (16 日火曜休廊:最終日pm5:00 迄)
今最も注目される若手画家の一人として、数多くの美術雑誌で取り上げられ、昨年は大作“前橋市街図”がアーツ前橋に収蔵されるなど、前橋出身の作家として活躍を続けています。
現代鳥瞰図ともいうべき、上空から見た景色と雲型が画面に登場する新旧混在した風景作品を、全国の様々な地方を巡り取材し、記録し、それがベースとなったあらたな藤原の風景が描かれていきます。そのカラフルな風景は、現実の風景を多層的に取り込み、土地の風土、記憶を手掛かりに、実在の建物を通して映し出されます。現代の地方の姿がまさに露呈され、様々な人々の心 の原風景が炙り出され、鑑賞者それぞれの思いを顕在化するのかもしれません。
近年では特に達磨や招き猫、稲荷の狐や狸の置物、鳥居などその地域ごとの神社仏閣の特徴を取り入れた作風でより地域性が明確な作品が増えてきています。
画廊主 梅津宏規
「上毛三山絵図 」 |
「妙義神社 図」 |
「天童市街図 」 |
「相良 人形図 」 |