2020年画廊企画PART11小野耕石 ・ 高本敦基展 - 見えるモノを見続ける
2020年画廊企画PART11
小野耕石・高本敦基 展
- 見えるモノを見続ける -
2020年12月12日[土]-12月20日[日]
Am10:30 ― PM7:00(火曜休廊 最終日 pm5:00)
この度、小野耕石・高本敦基、二人の作家による展覧会を開催します。
小野耕石曰く“今回の重要なテーマは、まだ見ぬ世界にあるわけではない、今見えているモノから突如出現するのである”ということ。今回の小野、高本両氏のある意味共通の姿勢であり、テーマであるのかと思います。
これまで、大野耕石は、2度画廊翠巒の企画展に参加してもらい、展示は3度目。高本敦基は今回、画廊翠巒では初めての展覧会になります。
小野は岡山県生まれで現在は千葉在住。高本は現在岡山県在住で共に岡山に基点のを持つ作家であり、共に今日もっとも期待され活躍を続ける作家です。
また小野は若手作家の登竜門であるVOCA展で2017年に最高賞のVOCA賞を受賞。第2回京都版画トリエンナーレで大賞受賞、2019年には話題となった軽井沢セゾン現代美術館で門田光雅との二人展を開催するなど活躍。
高本はフランスのナンシー国立美術大学大学院修了後、2012年に第17回岡本太郎現代芸術賞特別賞を受賞、2015年には福武文化奨励賞を受賞他、一昨年は高松市立美術館での高松コンテンポラリーアートアニュアルに参加するなど、現在大注目の作家です。
本展でも小野は、版画の技法であったシルクスクリーンを使用し、平面にインクを多重層的に摺り上げる色彩の奇跡を作り上げる作品を展示。また高本は意図的に同じ形や物を組織的に組み上げたり、繰り返すことで出来上がる世界を様々な技法を使って描いた作品を展示します。
画廊主 梅津宏規
小野耕石
「Hundred Layers of Colors.137.」 75×90㎝ スクリーンプリント、油性インク、紙、アルミ 2018 |
「Looprint.23.」 93×93㎝ スクリーンプリント、油性インク、帆布 2020 |
「Hundred Layers of Colors.square.20」 75×75㎝ スクリーンプリント、油性インク、紙、アルミ 2017 |
高本敦基
1)「組み立て式の社会〜パターンとコントラストの隙間」 S20(737mmx737mm) アルミ複合板に写真印刷、アクリル絵具 |
3)「組み立て式の社会〜パターンとコントラストの隙間」 S8(455mmx455mm) アルミ複合板に写真印刷、アクリル絵具 |
3)「組み立て式の社会〜パターンとコントラストの隙間」 S8(455mmx455mm) アルミ複合板に写真印刷、アクリル絵具 |
13)「組み立て式の社会〜パターンとコントラストの隙間」 195mmx267mm 素材:写真、アクリル、アクリルガッシュ |