2025年画廊企画PART11 三輪途道 展 ― もうひとつのおそとねこ ―
2025年画廊企画PART11
三輪途道 展
― もうひとつのおそとねこ ―

2025年11月1日[土] ― 9日[日]
AM10:30-PM7:00(火曜休廊・最終日pm5:00)
2 年ぶりに三輪途道(みちよ)の個展を開催致します。
近年では全盲の彫刻家として、さまざまなメディアにも取り上げられ、「メノキ」という視覚障害者の芸術活動を支援し、共生社会の実現を目指す団体を立ち上げ、活動をしています。
今回の制作のベースは、そのメノキの活動の一つであるメノキ書房から出版された、絵本『おそとねこ』(文・立木寛子、絵・長沢明 メノキ書房)の絵本の文章からヒントを得て、石膏粘土による彩色レリーフを制作されました。この本のテーマと今回の三輪の作品のテーマは大きく異なりますが、絵本は、人の都合で外暮らしを余儀なくされた猫たちの声なき声を、立木さんが詩に託し、日本画家の長沢 明氏が独自の視点をスパイスにして描いた絵で表現されました。そしてその詩を何度も聴き、その文章からインスピレーションを得て独自の「もういとつのおそとねこ」が制作されました。
また、その作品とは別に、一昨年アーツ前橋の展覧会でも発表された、触察によって制作された、多くの人がその作品を観て“三輪さんは本当に完全に見えていないのだろうか?”と思うほど、生き生きとした立体像が衝撃的でしたが、今回はそんな猫をモチーフにした新作の猫の立体像やアーツ前橋でも発表した犬の立体像を展示しご高覧頂きます。
画廊主・梅津宏規
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「「おそとねこ ひなた」 |
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「ちょっとだけでいいからすきになって」 |
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「黙する犬」 |
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「おそとねこのたま」 |
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「沈黙の犬モモ」 |
尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます
>https://ameblo.jp/suirancom/





