2025年11月1日 1:03 - CATEGORY:
画廊翠巒
2025年画廊企画PART11
三輪途道 展
― もうひとつのおそとねこ ―

2025年11月1日[土] ― 9日[日]
AM10:30-PM7:00(火曜休廊・最終日pm5:00)
2 年ぶりに三輪途道(みちよ)の個展を開催致します。
近年では全盲の彫刻家として、さまざまなメディアにも取り上げられ、「メノキ」という視覚障害者の芸術活動を支援し、共生社会の実現を目指す団体を立ち上げ、活動をしています。
今回の制作のベースは、そのメノキの活動の一つであるメノキ書房から出版された、絵本『おそとねこ』(文・立木寛子、絵・長沢明 メノキ書房)の絵本の文章からヒントを得て、石膏粘土による彩色レリーフを制作されました。この本のテーマと今回の三輪の作品のテーマは大きく異なりますが、絵本は、人の都合で外暮らしを余儀なくされた猫たちの声なき声を、立木さんが詩に託し、日本画家の長沢 明氏が独自の視点をスパイスにして描いた絵で表現されました。そしてその詩を何度も聴き、その文章からインスピレーションを得て独自の「もういとつのおそとねこ」が制作されました。
また、その作品とは別に、一昨年アーツ前橋の展覧会でも発表された、触察によって制作された、多くの人がその作品を観て“三輪さんは本当に完全に見えていないのだろうか?”と思うほど、生き生きとした立体像が衝撃的でしたが、今回はそんな猫をモチーフにした新作の猫の立体像やアーツ前橋でも発表した犬の立体像を展示しご高覧頂きます。
画廊主・梅津宏規
>三輪途道PF
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「「おそとねこ ひなた」
石膏心乾漆 34X21X27cm
2025 年
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「ちょっとだけでいいからすきになって」
石膏粘土、アクリル、クレヨン、パステル 85×30×3cm
2025
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「黙する犬」
合板、石膏粘土、漆、彩色 52×37×3cm
2025
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「おそとねこのたま」
石膏心乾漆 25X29X47cm
2025
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「沈黙の犬モモ」
石膏心乾漆 53×32×64cm
2025
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三輪途道展 2025DM.pdf
尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます
>https://ameblo.jp/suirancom/
2025年10月15日 22:47 - CATEGORY:
アートスクールよりお知らせ, アートゼミナールよりお知らせ
2025年10月15日 19:22 - CATEGORY:
アートスクールよりお知らせ, 予定表
2025年10月3日 23:25 - CATEGORY:
画廊翠巒
2025年画廊企画PART10
春名真歩 展
― 自分を空にすること ―

「自由への取り組み」 F10 キャンバスに油彩、他 2024
2025年10月4日[土] ― 12日[日]
AM10:30-PM7:00(7日火曜休廊・最終日pm5:00)
今回の個展では「empty myself 自分を空にすること」と題して、油彩を含め様々な画材や手法によって表現された作品をご高覧頂きます。
春名は、具象であろうと抽象であろうと絵画における古典の概念は、もしアートの基本を学んでいったとしたら、その学びの過程の中で必ず技術的な概念に支配されていくのだと思います。そんな既成の概念や作家自身の中にある心の雑念から支配されることなく、意思とは別の衝動から作品を描こうと試みるこの作家は、今日的アチチュードとはかけ離れたところでもがき苦しみ、アートの本質を探る表現者であり、作品は自身から絞り出した痕跡なのかもしれません。
画廊主・梅津宏規
春名真歩CV
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「a full scale hole #2」
F100 キャンバス、油彩、墨、その他
2023
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「empty myself」
F60 キャンバス、油彩、墨、その他
2025
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「empty myself #2」
F40 キャンバス、油彩、その他
2025
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「自由への取り組み」
F10 キャンバス、油彩、その他
2024
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尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます>https://ameblo.jp/suirancom/
春名真歩展2025DM.pdf
2025年9月12日 21:53 - CATEGORY:
画廊翠巒
2025年画廊企画PART9
井田昌明 展
- LOTUS LOVE -

[再開] 40X163cn 和紙、顔料、金箔 2025
2025年9月13日[土]-9月21日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (16日火曜休廊:最終日pm5:00 迄)
当画廊で隔年開催する、前橋市出身で同市在住の日本美術院・院友の日本画家、井田昌明氏の2年ぶりの個展をご案内します。
古来より登竜門の言葉の元になる、滝を鯉が登り龍になる話しから、例え瀧を登れなかった鯉が、龍になれなくても、つまり出世はしなくても、飛行船になったり、自動車になったり異なる姿になって、光や愛を届けることは出来る。それもまた素敵なことではないかと言う、作家からのメッセージが込められている、素晴らしい作品を展示いたします。
今日的なモチーフと古くから清らかさの象徴として描かれる蓮が随所に組み合わされ、継承される伝統的な技法と色相を中心に描かれる世界は、過去と今日、そして未来が混然と同居共生し、 独特な世界観の中に夢や希望、人間愛にユーモアがあふれ、 絵画の世界に特異な境地を創出しています。
本展では「LOTUS LOVE」をテーマに、井田昌明世界に以前から登場する小人や飛行船、GTカーなどメカニックでファンタジーな創造の世界を描いています。
全て新作による作品14点を展示ご高覧頂きます。
画廊主 梅津宏規
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「愛を運ぶ」
P20
和紙、顔料、金箔、銀箔 2025
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「吉兆雷鳴」
P20
和紙、顔料、金箔、銀箔 2025
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「雲のこども」
P10
和紙、顔料、金箔 2025
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「「LOTUS LOVE」
F6
和紙、顔料、金箔 2025
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尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます>
https://ameblo.jp/suirancom/
DM.pdf
井田昌明 IDA Masaaki