アートスクール2024年10月・11月予定表
10月22日修正のため更新

2024年画廊企画PART8
― commitment to freedom ―

「人」 F100 キャンバスに油彩、墨、その他 2024
2024年9月14日[土] ― 22日[日]
AM10:30-PM7:00(17日火曜休廊・最終日pm5:00)
岡山県出身で、現在もアトリエと住居を岡山県津山市に構える美術家・春名真歩(はるな まほ)
の当画廊では初めての個展を開催します。
春名は昨年東北芸術工科大学を卒業したばかりの新進の作家ですが、その圧倒的な作品の成熟度とパワーそしてその才能あふれる作品群に、在学中から美術関係者から大きな期待を寄せられてきた若き美術家です。
今回の個展では「commitmennt to freedom 自由への取り組み」と題して、油彩を含め様々な画材や手法によって表現された作品をご高覧頂きます。
春名は、具体的な対象を写す、またはその対象に極めて近い形状や色相を再現するという具象絵画ではなく、春名自身の意識の中に実存する、又は見え隠れする様々な形状や空間、色相を掘り起こし顕在化していく、いわゆる絵画の仕組みの構成要素を巧みに使い、抽象絵画の成立を試みる作業を一心不乱に繰り返し行う近年ではあまり見かけないタイプの若き作家なのだろうと思います。しかしまた、その感覚が秀逸で不思議な魅力を放つ作品を描きます。
画廊主・梅津宏規
■自由への取り組み
具体的な対象を写す、または極めて近い形状や色相を再現するという絵画ではなく、春名自身の意識の中に実存する、または見え隠れする様々な形状や空間、色相を掘り起こし、顕在化していく。いわゆる絵画の仕組みの構成要素を巧みに使い、抽象絵画の成立を試みる作業を一心不乱に繰り返し行う近年ではあまり見かけないタイプの若き作家なのだろうと思う。しかしまた、その感覚が秀逸で不思議な魅力を放つ作品なのです。
春名真歩
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「a full scale hole #3」 |
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「a full scale hole #3」 |
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「何にでもなれるもの#2」 |
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「穴」 |
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「自由への取り組み#2」 |
尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます>https://ameblo.jp/suirancom/
春名真歩展2024DMデザイン.pdf

春名真歩 HARUNA Maho
2000年 岡山県生まれ
2023年 東北芸術工科大学芸術学部美術科卒業
現 在 岡山県津山市在住
主な個展
2023 春名真歩展 「まっすぐ歩く」 aaploit・東京
2024 春名真歩展 「commitment to freedom」企画 画廊翠巒・群馬
春名真歩展「現実」 aaploit・東京
2025 春名真歩展「自分を空にすること」 画廊翠巒・群馬
主な展覧会
2017年 「第29回しんわ美術展」 津山市立文化展示ホール(アルネ津山)・岡山
2019年 「県北美術展」 津山市立文化展示ホール(アルネ津山)・岡山
2020年 「はつ展。」 gallery FIXA・岡山
2021年 「2人×3人展」 かがみの近代美術館・岡山
2022年 「はつ展。」 勝央美術文学館・岡山
2022年 「個人作品展示」 チャイニーズレストランCAREN・山形
2023年 「東北芸術工科大学卒業修了制作展」 東北芸術工科大学・山形
「東北芸術工科大学卒業修了制作展 東京展」 東京都美術館・東京
「春名真歩展 まっすぐ歩く」 aaploit・東京
2023年 「県北美術展」 津山市立文化展示ホール( アルネ津山)・岡山
2024年 「手跡展」 美岳画廊・東京
「Emerging Echoes: Presenting Realism」 gallery colorbeat・ソウル
「春名真歩展 commitment to freedom」企画 画廊翠巒・群馬
春名真歩展「現実」 aaploit・東京
2025 「Re:もう一つの前橋の美術2025」 画廊翠巒・群馬
受賞歴
2023年 「東北芸術工科大学卒業修了制作展」
2024年画廊企画PART7
― GOLD PLANTS ―

「FLUFFY」 P30 木製パネル、岩絵具、胡粉、箔他 2024
2024年8月17日[土] ― 25日[日]
AM10:30-PM7:00(20日火曜休廊・最終日pm5:00)
土田 翔は東北芸術工科大学大学院修了展で最優秀賞をはじめ、アートアワードトーキョー丸の内2022 後藤繁雄賞受賞他、数々の賞を受賞。一昨年は最上川美術館で最上川芸術祭2020 E N C O U N T-最上川に刻む- 土田翔展が開催されるなど破竹の勢いで活躍しています。
土田は、現場での取材によって対象の感覚的リアルを得ながら制作に取り組むというスタイルにこだわり続け、新潟が生んだ歴史的日本画家・小松 均の研究を下敷きに、自らの絵画論を 構築してきました。
例えば、最上川の濁流やそこに存在する風景を描くために、あえて最上川の川の流れに体ごと入り込み、身を任せ写生を行ったり、花を描く上では、花畑に自身をそこに埋もれさせ、その生気や匂い、植物のエネルギーを感じながらそれを体感する、少々禅のような行いや境地を求めながら制作をしています。
画廊主・梅津宏規
対象に埋没していく:道端に自生する植物や花、または育てた観葉植物に同体化、限りなく近づくことを目的に写生すること。手の届く距離感にある対象物に対して手触りで確かめながら認識すること。そして観察と実感から画面に思いと形を刻んでいくこと。対象から迫ってくるような、植物の力強い生命力を自らの身体に引き寄せて描くのだ。
土田 翔
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「GOLDEN WIND」 |
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「Desert rain」 |
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「GOLD DANCE」 |
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「thunder face」 |
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「small needle」 |
尚、他作品や個展会場動画などは以下のブログからご覧頂けます>https://ameblo.jp/suirancom/
土田翔展2024DM―PDF
土田 翔CV