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2020年画廊企画PART 5 広沢 仁 展

2020年画廊企画PART5

広沢 仁 展

- 荒地/帆船 -

 

「日食」
72.5X53cmシルクスクリーン、蜜蝋、紙 ed.4 2020

 

2020年6月13日[土] ― 21日[日]

 
AM10:30-PM7:00(16日火曜休廊・最終日pm5:00)
 

海外でも活躍する前橋とゆかりのある作家で、長年美大でも後進の指導にあたってきた実力作家、広沢 仁氏の2年ぶり6回目となる個展を開催します。
今回もシルクスクリーンによる作品と、ドローイングによる旧作を含めた新作による個展です。
 
東日本大震災を切っ掛けに『人と社会との仕組みや様々な関係性などに興味が移行し、生と死の深層にまで思いを深めるようになった』という作品と共に、この度の『新型コロナ禍と社会や人々の日常の関係性』とも意味を共有しそうなメッセージ性と共に、人間的な情緒を感じる即興的な描写に、卓越したセンスに裏付けされた抒情的で力強い作品が広沢氏の作品の魅力です。

 
尚、緊急事態宣言は解除されましたが、今後も新型コロナウィルス感染拡大防止に関する入場制限や消毒殺菌などの措置は引き続き継続してまいりますので、ご理解ご協力の程お願い致します。

 

広沢 仁

 

 
>広沢 仁 PF

 
 

「ピポコンドリア」
168×263cm
シルクスクリーン、蜜蝋、和紙、屏風
2019

 

「大瀑布」
72.5×53cm
シルクスクリーン
ed.7 2020

 

「赤い魚」
34X26cm
シルクスクリーン
ed.12 2020

 

「水の匂い」
34X26cm
シルクスクリーン
ed.12 2020.

 

「shadow」
29.7×21.5cm
アクリルガッシュ、和紙
制作年不明

 

 

 

>広沢仁2020-1 DM.PDF

>広沢仁2020-2 DM.PDF

 

 

 



2020 年 画廊企画 PART 4 アマダレ 2020 九島 優・古田和子・南 靖子

 

 

2020年画廊企画PART4

アマダレ2020

 

― 九島優・古田和子・南 靖子 ―

 

 

 

▲「夜の鹿」P8 岩絵具・寒冷紗2017 古田和子作

 

2020年5月16日[土] ― 24日[日]

 

AM10:30-PM7:00(火曜休廊・最終日pm5:00)

 

 

 

 

 

東北芸術工科大学日本画領域の教授であり、本年2月から横須賀美術館でも企画個展が開催された長沢明氏が、この画廊翠巒で個展を開催したご縁から実現した当画廊と長沢明氏による、東北芸術工科大学大学院日本画領域を修了し今後の制作に期待を寄せる若手作家の選抜によるグループ展の第6回展です。

彼女彼らの「溢れんばかりの才能の表現を発表する機会を、企画画廊で提供したい」との思いから実現したグループ展「アマダレ」。多くの美術支援者の厳しくも、暖かいご批評、ご高覧を賜われれば有り難くご案内申し上げます

今回、新型コロナ感染症による緊急事態宣言の延長が発令され事業自粛を推奨される中、このグループ展の開催について、中止も含め検討してまいりましたが、過日日本政府からの一部美術館等の開館自粛緩和及び解除が発表されたのを受けて小規模展示会場である画廊での「アマダレ2020」開催を決定致しました。

このグループ展開催にあたり準備をしてきた若い作家にせめて展示の機会は失わせることなく、静かにささやかに展示させて頂きます。

しかしながら、本展では作家の在廊は自粛し、来廊されるお客様を含む画廊内滞在人数を5人以内と限定し、画廊内の殺菌、マスク着用義務化、出入口に除菌液を設置致し開催致します。

また開催期間中、作品の画廊展時風景をSNSで動画配信し来廊が可能でない方でもネット上で作品鑑賞いただけるように致しますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

画廊主・梅津宏規

 

 

 

「アマダレ」グループ展主旨

芸術の世界は必ずしも結果を伴うものではないが、たとえ結果がどうであれ、描き続けていくだろう彼等。一つの方向を向き描き続ける作業は、雨だれが石を穿つ様と重な、ときには「描くべき意味」を飛び越えていく。描くことが思考を超えた時にしか、見せることができない世界がある。私は芸術のフィールドに、そんなプレイヤーに立ってもらいたい。

またアマダレは「!」の別名であることから、彼らが自分の世界を求める中で見つけた「!」を、僕らにも見せる機会になってほしい。

長沢明

 

九島優

グラフィックデザインからメッセージ(宣伝機能)を取り払った、純粋な平面構成としての魅力に惹かれ、そこから得たものを自身の絵画作品に昇華しようと日々制作を続けています。

作品は、広告デザインにおける写真やイラストレーション、キャッチコピーや商品名などのタイポグラフィを、それぞれアクリル絵具で作られる要素に置換すること成立します。たとえば、ロゴやテキストが入るであろう箇所は、マスキングで象られた図形や線になり、写真のような情報量の多い要素は画面上でスキージングされた有機的で偶発性のあるメディウムの動きになります。しかし、広告デザインでは意図から構成がなされるのに対し、私の制作においては目標となる意図は存在しません。置換された形が次の形を呼び、予期せぬ着地点を求めることでグラフィックデザインと絵画をグラデーションで繋ぎ、漂流している感覚があるのです。

 

古田和子

私の家は山の麓にあります。そこには人以外の様々な生物が存在し、互いに曖昧な境界線を引くことで、共に暮らすことができます。都市部での生活を考えると当たり前とはいえない環境に、豊かさを感じつつ、人や他の生物への疑問や興味が湧いてきます。そういったことが絵を描くきっかけとなっています。

これまでに、土地に生息する動物や植物の営みをモチーフに絵を描いてきました。牡鹿半島に生息する鹿。益子町の大きなアカメガシワを訪れるキビタキの群れ。そこにある生活やかつての記憶を見聞きすると、大きな世界が根っこの部分で自分自身と繋がっていくように思えるのです。そうして見聞きし知ったことを、不思議だと思うままに表現できることや、白とも黒ともつかないものを受け止めることができることが絵の魅力だと感じています。日々新しく生まれるこの世界と記憶をかたちに残すこと。そうすることで、新しい線や色に出会えることを期待しています。

 

南靖子

「新しい日本画」をテーマに制作しています。日本画の伝統において背景としてもちいられてきた箔を、図の部分として表現することにより、今までにない新しい絵画表現を生み出しています。また、見る角度や光の角度、展示された空間によって作品が表情を変えるので、そういった変化を観賞し、楽しんでいただければ幸いです。

花をモチーフとしているのは、人は嬉しいときも悲しいときも花を必要とし、様々な意味を持たせるというところに惹かれているためです。形が幾何学的であったり、抽象的にも表現できるところも魅力です。

 

 

 

九島優 >pf

 

「Form for Form」

2,184.1,030mm

木パネル、アクリル絵具2020

 

「Composition」

297.210mm

木パネル、アクリル絵具2020

 

 

古田和子>pf

 

「Home sweet home」

1,680.2,130mm

和紙、岩絵具2019

 

 
 

「昼の人」

S4

寒冷紗、岩絵の具2017

 

 

南靖子>pf

 

 

「さくら」

F50

パネル、和紙、アルミ箔、アクリル絵具、2017

 

 
 

「花のかたち」

F8,

パネル、和紙、アルミ箔、アクリル絵具2018

 

 
 

「アマダレ2020 九島 優・古田和子・南 靖子」展の展示動画及び

ネットから作品購入希望の方はこちらまで



2020年画廊企画PART3 <すいらん創業41周年記念> もう一つの前橋の美術Vol.2

 

(前橋の美術2020—トナリノビジュツー協力企画)

 

 

2020年画廊企画PART3

<すいらん創業41周年記念>

 

もう一つの前橋の美術Vol.2

 

井田昌明・牛嶋直子・木村真由美・須藤和之・永井里枝

耕史・広沢 仁・藤原泰佑・三輪途道

 

三輪途道「KAMONの在所」 44X36X24cm 桧、漆、白土、彩色 2002

 

2020年2月29日[土] ― 3月8日[日]

AM10:30-PM7:00(3日火曜休廊・最終日pm5:00迄) 

 

昨年暮れ12月に開催し、好評頂いた「もう一つの前橋の美術Vol.1」に続き、すでに告知をさせて頂いた通り、「もう一つの前橋の美術Vol.2」を開催致します。

この展覧会は、すいらん創業41周年記念として、そして202029日からアーツ前橋で開催されています「前橋の美術2020―トナリノビジュツー」のコラボレーション企画展として開催しまします。

前橋出身または前橋に在住及びこの地にゆかりがあり、これまで画廊翠巒と共に歩んで頂いた作家であり、着実に国内外で現在活躍を続ける作家達の最新作を含めた作品による企画展となります。

是非とも足を運びご来廊頂き、ゆっくりとご高覧頂きますようご案内申し上げます。

画廊主・梅津宏規

 

井田昌明

 

「ほしをあつめる」

F3 パネル・和紙・顔料・金

2020

 

牛嶋直子

 

I am here

F20  パネルにアクリル

2020

 

木村真由美

 

「カラ20160830

91×91cm パネル・シルクスクリーン・和紙

2020

 

須藤和之

 

「山の水にふる」

20F パネル・和紙・顔料・膠

2020

 

永井里枝

 

Noah(36°33’27″N, 138°42’51″E, c.2069)

P8、パネル・和紙・ピグメント・箔

2019

 

林 耕史

 

「月が眠る山 2020Ⅲ

108X44×3cm樟・金箔・銀箔・顔料

2020

 

広沢 仁

 

「野分」

70×184cm シルクスクリーン、屏風

2019

 

藤原泰佑

 

「マンヨウノハナシ2」

30,3X45,5cm 板,,石膏,岩絵具,アクリル

2018

 

三輪途道

 

「風待月」

100×40×12cm 桧、乾漆、白土、彩色

1995

 

略歴>井田昌明・>牛嶋直子・>木村真由美・>須藤和之・>永井里枝
耕史・>広沢・>藤原泰佑・>三輪途道


  



2020年画廊企画PART2須藤和之 展- 桃ノ木川 -

 

2020年画廊企画PART2

 

須藤和之 展

 

- 桃ノ木川 -

 

 

「桃ノ木川の風」810X1310mm 和紙・岩絵具・膠

 

2020年2月8日[土] ― 16日[日]

 

AM10:30-PM7:00(11日火曜休廊・最終日pm5:00)

 

今回の個展では、前橋市の中央部を流れる「桃ノ木川」をテーマに作品を描きました。
かつて毎日のように赤城山麓近くの自宅から、前橋の南部に位置する母校まで自転車で片道1時間近くかけ、雨の日も、台風のように吹き荒れる空っ風の日も、雪がちらつく極寒の日さえも、道中にある普段は 穏やかな小川のような桃ノ木川の橋を渡り通った場所。
季節や天候によって大きく表情を変えるこの川は、美大を目指す高校生時代の須藤の脳裏に深く刻まれ、単なる日常の風景の一部とは異なる特異な存在になっていったようです。
今や全国区で活躍し様々な地方の風景さえも描く作家が、この特別な思いのある原風景であるローカルな桃ノ木川をあえて描くことは、全国的な作家になった今でも 故郷をこよなく愛す、この作家の変わらぬ立ち位置としての制作姿勢がよく反映されているのだと 納得させられます。
是非ともゆっくり時間を掛けて ご高覧ください。

画廊主・梅津宏規

 

>須藤和之PF

 

 

「桃ノ木川の畔」
P10 和紙・岩絵具・膠
2020

 

「桃ノ木川の黄昏」
P10 和紙・岩絵具・膠
2020

 

「陽に染まる」
F6 和紙・岩絵具・膠
2020

 

「春の音」
F6 和紙・岩絵具・膠
2020

 

 

DM_宛名面 PDF
DM_写真面PDF

 



2020年画廊企画PART1久保 繁 展― Méditerranée ―

2020年画廊企画PART1
 

久保 繁 展

 
― Méditerranée ―
 

▲「青い午後」M6 キャンバスにアクリル絵具 2019

 
2020年1月18日[土] ― 26日[日]
 
AM10:30-PM7:00(21日火曜休廊・最終日pm5:00)

より自由に、より気ままに、より軽やかに・・・
元々 ベトナムや東南アジアの青い空と抜けるような爽やかな空気を描き あるタイミングで 南仏やイタリアな
どヨーロッパにその対象が移っていきましたが、湘南・逗子にアトリエを移し数年、サーフィンをはじめ様々な
ことに挑戦しながら その立地から来る心の開放なのか、原初度が増す 久保繁という作家の生き様そのものが
更に加速するよう 作風にも反映してきたような気がします。
そんな観る者の心が開放されるかのような 清々しく、半透明な世界をごゆっくりご覧ください。

画廊主・梅津宏規

 

 

「旅の記憶Ⅱ」

M30

キャンバスにアクリル絵具

 

「旅の記憶Ⅰ」

F10

キャンバスにアクリル絵具

 

「静かに過ぎてゆく」

M10

パネル,ミルフォードに水彩

 

「風の通り道」

M8

パネル,ミルフォードに水彩

 
DM_写真面
 
DM_宛名面
 
 >久保 繁PF