2017年10月7日 0:37 - CATEGORY:
画廊翠巒
2017年画廊企画PART9
小林達也 展
– slow flow –

「舌ったらず」 120.3X91cm 寒冷紗、パテ、コラージュ、カゼインテンペラ、アクリル、クレヨン 2017
2017年10月07日[土]-10月15日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (火曜休廊)
かなり以前から様々な展覧会で目に留まり、いつもとても気になり、ある意味注目しつづけていた小林達也氏の個展を画廊翠巒では初めて開催致します。
絵画には、事象を掴み、それを通す表現者のフィルター精度さえ高ければ そして、再現する能力さえ備わっていれば、これほどまでに純粋に、本能のままにタブローは、まだまだ人を感動させることができるんだと、小林達也の作品を観た時とても不思議な思いがしました。
単に美しい色のハーモニーということではなく、描写力ということでもなく、混合画材の面白さということだけではなく、不協和音と不協和音が重なりそこに生まれるあらたな和音ともいうべき色彩やその形マチエールや質感・・・それぞれ、ばらばらだったものが、まるでオートマチズム的に能動的に調和され、あるべき姿に変化し均衡を保ち始めるような、不思議な統制がそこにはあります。
10代の頃、初めてパリの美術館で目前に抽象絵画を観た時に、純粋に驚き感動した時のような心が、まだ残っていたのかと、彼の作品を観た時に蘇る その感動が懐かしく新鮮であったと・・・。
画廊主 梅津宏規
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「slow flow」
117㎝×117㎝
寒冷紗、パテ、コラージュ、
カゼインテンペラ、アクリル、色鉛筆 2017
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「いていいといい」
45.5×24.2cm
寒冷紗、パテ、コラージュ、カゼインテンペラ、
アクリル、色鉛筆 2017
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「清んだこと」
59×62.1cm
寒冷紗、パテ、コラージュ、カゼインテンペラ、
アクリル、色鉛筆、マジック 2017
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「生物」
38×33.4cm
パネルにクラフト紙、あい紙、カゼインテンペラ、
アクリル、色鉛筆、ニス 2017
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小林 達也 KOBAYASHI Tatsuya
DM_宛名面
DM_写真面
2017年10月7日 0:26 - CATEGORY:
画廊・作者
小林 達也 KOBAYASHI Tatsuya
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【略歴】 |
1973 |
神奈川県生まれ
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1998 |
筑波大学大学院芸術研究科美術専攻 修了 |
現在 |
群馬県桐生市 在住
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[主な個展]
2001 |
『マイナス ドライブ』 ガレリア・グラフィカ bis.東京 |
2003 |
『声であれ』(新作家たち 2003) 松明堂ギャラリー・東京
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2006 |
『熱がある』 ガレリア・グラフィカ bis.東京 |
2007 |
『遠くの森の、遠くに森がある』 フタバ画廊・東京 |
2009 |
『立って歩く』(TWS-Emerging 2009) トーキョーワンダーサイト本郷・東京 |
2011 |
『モトメヨ ステヨ』 殻々工房・那須 |
2014 |
『echo』 PENSEE GALLERY・桐生 |
2015 |
『声が生まれる』(中之条ビエンナーレ 2015 プレビュー展)
西武池袋本店アートギャラリー・東京 |
2016 |
『忘れるし 思い出す』 gallery 福果・東京
『チロチロ』 殻々工房 那須、gallery HYGGE・古河 |
2017 |
『slow flow』 画廊翠巒・前橋 |
【主なグループ展 】
1993 |
「mixjam は見た」 (‘94) 若野屋ギャラリー
(’95、’99~’01、’03~)古河街角美術館 |
2001 |
「群馬青年ビエンナーレ’01」 群馬県立近代美術館・高崎 |
2002 |
「2002 Annual show 」 ガレリア・グラフィカ bis.東京 |
2006 |
「上野の森美術館大賞展」 上野の森美術館 ・東京 |
2007 |
「VOCA 展 2007」 上野の森美術館・東京 |
2008 |
「トーキョーワンダーウォール 2008」 東京都現代美術館・東京 |
2012 |
「館林ジャンクション-中央関東の現代美術-」 群馬県立館林美術館 ・館林 |
2013 |
「おおたビエンナーレ2013」
太田市学習文化センター展示ギャラリー・太田
「中之条ビエンナーレ2013」 旧廣盛酒造・群馬県中之条町 |
2014 |
「アートフェア・桐生」 PENSEE GALLERY・桐生
二人展「小さな林と 千の原っぱ」 SAKuRA GALLER・東京 |
2015 |
「中之条ビエンナーレ 2015」 旧五反田学校・群馬県中之条町 |
2016 |
「群馬 NOMO グループの全貌1960 年代、
「変わったヤツら」の前衛美術」(関連展示に参加) 群馬県立近代美術館・高崎
二人展「視覚のふるまい」 SAKuRA GALLERY・東京
「コレクション+行為と痕跡」 アーツ前橋・前橋 |
2017年10月1日 10:00 - CATEGORY:
アートゼミナールよりお知らせ

>2017年10月無料体験pdf
2017年9月30日 23:09 - CATEGORY:
アートスクールよりお知らせ, 予定表

2017年9月22日 23:09 - CATEGORY:
画廊翠巒
2017年画廊企画PART6
井田昌明 展
- レクイエム -

「鎮魂歌」 パネルに和紙、墨、顔料 162X162cm 2011
2017年9月23日[土]-10月1日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (火曜休廊)
2015年、院展で活躍する東京でも地元群馬でも決して個展を開催することのなかった画家、井田昌明を、約15年間誘い続けた末、やっと納得して実現した驚くべき初個展を開催してから、丁度2年。
この月日の間、この画家は更にどのように進化しているのかとても興味深い。
ただひたすら画業に打ち込み、表現の道を進み近年はこれまでの偉大な東洋の巨匠達が挑んできたモノクロ(墨)による表現にこだわり描き続ける。
そして、その先に観えるであろう景色を、画家は私たちにどのように魅せてくれるのだろうか・・・とても楽しみです。
井田昌明の生涯2度目の個展。どうぞご来場頂きご高覧頂けましたら幸いです。
心からご案内申し上げます。
画廊主 梅津宏規
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「宴」
175X220cm 和紙、墨、顔料 2016
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「釜蓋朔日」
100X100cm 和紙、墨、顔料 2015
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「配線路の月」
53X53cm 和紙、墨、顔料 2017
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「休息」
26.5X53cm 和紙、墨、顔料 2017
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「山の月」
26.5X53cm 和紙、墨、胡粉 2017
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井田昌明 IDA Masaaki