2021年画廊企画PART7
– – La vie est belle – –
▲「 Her chair 03」 S15 キャンバスに DP、アクリル
2021年8月21日[土] ― 29日[日]
AM10:30-PM7:00(火曜休廊・最終日pm5:00)
一昨年、居城達志の生涯初めての個展を開催し、驚きと共に隠された彼のもう一つの世界を見せられ、さらに 未知なる魅力を垣間見ることが出来ましたが、今回2年ぶり2回目の個展を開催致します。
本展のテーマは「 La vie est belle(ラ・ヴィ エ ベル ) 人生は美しいー」。日常の中にある何気ない「幸せ」や「喜び」、「安らぎ」が身近な場所やもの、人などで表現され、雑多な毎日の中で見過ごしてしまっているあたり前の日常の中に、実はかけがえのない素晴らしい世界があることを、居城達志という作家のフィルターを通して見いだされ、切り取られ、整理され、キャンバスに移されたイメージは、 大切な その事を私たちに見せてくれているようです。
新たな世界への挑戦は、まだまだ 続きます
画廊主・梅津宏規
「 Her chair 02」 2021 |
「 Mountain peak」 2021 |
Sunset」 2021 |
「Siesta」 2021 |
2021 年画廊企画PART7
― Priére ―
2021年7月10日[土] ― 18日[日]
AM10:30 ―PM7:00 (火曜休廊・最終日pm5:00迄)
80歳 からの挑戦
伊勢崎在住の現代美術家、河内世紀一氏の画廊翠巒では初めてとなる個展を開催致します。
1940年生まれで、昨年80歳となり“80歳からの挑戦”という年齢には見合わない、圧倒的なエネルギーとセンスで進化し続け、現在は先月19日から30までは、富岡製糸場内の国宝:西置繭所での個展など、これまでも群馬における今日的アートの痕跡を残しつつ、初期のぐんまアートセンターの活動をはじめ、個展を中心に発表を続けています。
今回、これまで発表してきた作家活動の集大成として、そして今後の活動の起点として、これまでの中心的な発表の場であった、ノイエス朝日から画廊翠巒に移し、あらたな空間で、作品がどう観えるのか、どう解釈し直せるのかも検証しながら、これまでに描いてきた作品の代表作を集め、抜粋した作品による、画廊翠巒での発表Vol.1としての個展を開催します。
本展は、過去に色鉛筆などで描いた大作やドローイングなど26点を展示ご高覧いただきます。
画廊翠巒主・梅津宏規
「実と葉の宙と…」 |
「宙とあかりと」 P25 |
「May.23.2018」 F4 紙、色鉛筆 2018 |
「May.5.2018」 |
「Jan.12.2018」 |
PF>河内 世紀一
PDF>DM
河内世紀一 KAWAUCHI Sekikazu
1940年 東京に生まれる
1964年 武蔵野美術学校(現武蔵野美術大学)美術教員養成科卒業
1964―1973 群馬県内小中学校勤務 旧勢多郡東村&前橋市
1965年 第17回世界美術教育会議(InSEA)出席 東京文化会館、東京国立教育会館
1968年 前橋市教育研究所・図工美術部会初代研究員就任(~’69)
1973年 教職員早期退職後、広告代理店、印刷会社、デザイン会社に勤務
1979年 (有)河内デザイン事務所設立
1984年 現東日本デザイン専門学校設立に携わる。以降非常勤講師、相談役歴任
1989年 ㈱エイ・アール・コミュニケーション設立に参画、取締役副社長就任
2002年 放送大学・人間の探求専攻卒業
2004年 筑波大学大学院芸術研究科修了(総合造形)
個 展
1995年 個展(同’97,’99) 高崎シティーギャラリー・高崎
2004年 個展(同’09) 登録無形文化財旧花輪小学校記念館・みどり市
2005年 個展(同’09,’09,’12) ノイエス朝日・前橋
2017年 「円のディスクール」 広瀬川美術館・前橋
2018年 「対比・調和・律動+α」 ノイエス朝日・前橋
2020年 「いのり」2020 ノイエス朝日・前橋
2021年 河内世紀一「繭と糸のアルケオロジー ―<紡ぐ>記憶から」 富岡製糸場西置繭所・富岡
河内世紀一展 ー Prière ― 画廊翠巒・前橋
2022年 「世界遺産と同心円-シンボライズされた宇宙」 富岡製糸場西置繭所・富岡
河内世紀一展 -with a flow- 画廊翠巒・前橋
2023 河内世紀一展 -to the harmony- 画廊翠巒・前橋
主な展覧会
1968年 第2回前橋市民展・市民展賞受賞
1975年 第1回フランス美術賞パリ展 国営放送ギャラリー・パリ
1976年 ぐんまアートセンターの活動に参画以後’79年まで毎年個展
ぐんまアートセンターギャラリー・前橋
1986年 ART OF TODAY(同‘87) ブタペスト・ハンガリー
2011年 第2回おおたビエンナーレ2011 太田市学習文化センター・太田
第13回ドローイングデッサン版画コンクール ギャライードユ・マレ・パリ
2012年 第44回欧美スペイン美術賞展 メルダ・エキシビションセンター・スペイン
2014年 第46回欧美ポルトガル美術賞展優秀賞 セトーバル・ポルトガル
2016年 「楕円展」(以後毎年 ノイエス朝日・前橋
2020年 第21回日本・フランス現代美術世界展・協賛賞(マルマン) 国立新美術館・東京
2021年 「人と表現の交流」 伊勢崎市民文化会館・伊勢崎
2023年 「アートのための場所づくり
1970年代から90年代の群馬におけるアートスペース」 群馬県立近代美術館・高崎
主な著書と個展集
マンダラと巡礼の風景―前田常作の《絵日記》をめぐってー(新風舎刊)
ジャクソン・ポロックー前衛への軌跡―(私家版、DiPS.A版)
富岡製紙場西置繭所における場と表現Ⅱ「世界遺産と同心円―シンボライズされた宇宙―」
繭と糸のアルケオロジーー〈紡ぐ>記憶から