受験生対象!入試直前講習会2021

2020年画廊企画PART10
– 乱暴で透明 –

2020年10月17日[土]-10月25日[日]
Am10:30 ― PM7:00(火曜休廊 最終日 pm5:00)
現在、桐生市にアトリエを構え制作をする小林達也の個展を、3年振りに開催致します。
小林達也は筑波大学大学院修了後、群馬青年ビンナーレを皮切りに、上野の森美術館大賞展、VOCA展などに出展。群馬県立館林美術館や群馬県立近代美術館などの企画展、アーツ前橋で企画された「コレクション+行為と痕跡」に出展、レジデンスによる制作公開、本年当初には桐生の大川美術館での展覧会など、今日大変注目される画家の一人です。
以前小林達也がある展覧会の為に記した文章が、彼の制作スタンスの一端を垣間見せてくれるようです。
線を引き色を置く
目前のイメージから離れただこの行為を重ねる中で突如生まれてくる不思議な美しさ
作家はそんなものを探し出し僕らに見せてくれる
そしてその行為を通して「自身」を求めながら「自身」から離れようとするのだと言う
絵は不思議人は不思議だな・・・と
(作者の言葉を一部引用)
画廊主 梅津宏規
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「蜂に刺されるよ 」 90×61㎝ パネルに寒冷紗、建材パテ、紙、布、色鉛筆、クレヨン 2020 |
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「鳥を捕まえるⅠ 」 |
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「外へ話す 美しい 悲しい 」 24.7× 20 cm 板に紙、布、色鉛筆、カゼインテンペラ、 2020 |
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「外へ話す 解散 」 板、鉛筆、カゼインテンペラ、油彩、修正ペン 2020 |
2020年画廊企画PART9
– CAPE HOTEL #1471 –

「CAPE HOTEL II」
48.7×61.7×3.0cm コラグラフ/紙、インク、紅茶 ed.10 2018
2020 年 9 月 12 日[土]― 20 日[日]
Am10:30 ―PM7 :00 (15 日火曜休廊:最終日pm5:00 迄)
2004 年4月に開催した個展以来 15 年 5 か月ぶりに、造形作家・山本豊子の個展を開催致します。 山本豊子は大分県生まれ、現在は東京在住で、青山学院大学理工学部物理学科宇宙物理専攻卒業、初個展 が大分、由布院空想の森美術館という造形作家としては異色の経歴を持ち、2000 年には「VOCA 展 2000 現代美術の展望」上野の森美術館 (東京)に選出され出展しています。
山本の作品は、ある現実にあった歴史的な出来事からインスピレーションを受け想像する個人的な架空 の物語を作り出すところから始まります。そして、その物語を元に視覚的造形を、立体、ビデオ、ドロー イング、コラグラフ(紙版画という版画技法の一つ)などによってこれまで創りだし表現しています。
今回は、コラグラフ作品による個展となりますが、「CAPE HOTEL #1471」と、「とある貴種流離譚.」 という私的空想物語から創りだされる作品で構成されますが、そこに摺りだされた画面は、実に単純であ りながら、物質的な躍動を閉じ込めたような内在するエネルギーが充ち溢れ、実に魅惑的な画面を生み出 しています。
本展では、近作を含めた新作による約16点のコラグラフ作品をご高覧頂きます。
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「CAPE HOTEL I」 |
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「CAPE HOTEL III」 |
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「とある貴種流離譚。III」 |
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「とある貴種流離譚。VII」 |
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「とある貴種流離譚。X」 |